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大人の麻しん抗体検査および予防接種(千代田区の費用助成)

当院は、千代田区の大人の麻しん抗体検査費用および予防接種費用助成指定医療機関です。下記の助成対象の方は、自己負担なし(無料)で、ご受診いただけます。

麻しんは非常に感染力が強く、免疫がない人が感染すると、ほぼ発症するという特徴があります。10代~40代の麻しん患者が増えていますので、ご自身が免疫を持っているかを確認し、必要に応じてワクチンを接種することは、ご自身および周囲の方々の感染予防に繋がります。

当院は九段下駅から近く、スタッフ全員が女性のクリニックですので、どうぞお気軽にご予約くださいませ。

対象者

受診日現在、千代田区に住民登録があり、下記のいずれかに該当する19歳以上の方が対象です(年度内に19歳になる方を含みます)。

  1. 0歳児と同居している方
  2. 19歳~49歳の方
  3. 区内保育施設、区立学校施設、保健所等で日常的に区民の子どもと接する機会の多い職員等で、19歳~49歳の方(勤務先を通じて希望調査への回答が必要です)

助成内容と期間

対象となる項目と実施期間は、下記の通りです。

  • 対象項目・・麻しん抗体検査、抗体検査で抗体価が基準値に達していない方の予防接種(EIA法16.0未満、中和法1:8未満またはFIA法1.5AI未満)
  • 実施期間・・2026年6月15日~2027年3月31日
  • 費用・・無料

注:抗体検査と予防接種の両方をご希望の際は、同じ年度内に実施してください。

 

対象外の方

下記のいずれかに該当する方は対象外となります。

  • 妊娠している方、またはその可能性がある方
  • 千代田区が実施する助成事業で、過去に麻しん抗体検査または麻しん含有ワクチン接種の費用助成を受けた方
  • 麻しんの抗体検査結果書をお持ちで、抗体価が基準値よりも高い方
  • これまでに麻しんにかかったことがある方(医師の確定診断を受けた方)
  • MRワクチン2回接種の記録が確認できる方
  • 千代田区から転出した方(上記1,2のみ)

 

ご予約方法・キャンセルについて

当面は、お電話でのご予約のみとさせていただいております。Web予約は承っておりませんのでご了承お願いします。

  • 対象日・・月曜日・木曜日・金曜日
  • 時間帯・・10時~16時
    • ご予約の変更は、必ず事前にお電話でご連絡をお願い申し上げます。
    • キャンセルは、抗体検査のみ可能です。ワクチンはお取り寄せになりますので、原則としてキャンセル不可、日時変更のみ可能とさせていただきます。
    • 予防接種は、ワクチンの入荷状況により、ご希望日に承れないことがございます。ご不便をおかけしますが、ご了承いただけますと幸いです。

受診日にご持参いただくもの

  • 千代田区発行の予診票・・必ず事前に千代田保健所へ申込し、取り寄せてください。
  • マイナ保険証または資格確認書
  • 過去の抗体検査結果書(過去に自己負担で抗体検査を受けたことがある方のみ)

注:予診票をご持参していない場合は、助成を受けられませんので、ご注意ください

より詳しい情報は、千代田区ホームページをご覧ください。

千代田区ホームページ - 大人の麻しん抗体検査費用および予防接種費用助成(令和8年6月15日から受付開始)

大人の麻しん抗体検査および予防接種についてのよくある質問

Q1. 抗体検査をせずに、予防接種を受けることはできますか?

A1. 千代田区の費用助成は、まず抗体検査を先に受けることが条件となっています。検査の結果、抗体価が基準値に達していない(免疫が不十分である)場合のみ、予防接種の費用が助成されます。過去に自己負担で抗体検査を受けて抗体価が基準値に達していない方は、予防接種を受けられますので、ご予約時にその旨をお聞かせ頂き、受診日に検査結果をご持参ください。ワクチンの入荷状況により、ご希望日に承れないことがございます。ご不便をおかけしますが、ご了承いただけますと幸いです。

Q2. 抗体検査の結果はいつ分かりますか?

A2. 血液検査となりますので、結果が出るまで数日程度のお時間をいただいております。検査結果が判明しましたら、再度ご来院いただき、医師から結果のご説明と、必要に応じて接種のご案内をさせていただきます。

Q3. 妊娠中、妊娠の可能性がありますが、抗体検査、予防接種は受けられますか?

A3. 妊娠中、妊娠の可能性のある方は、抗体検査・予防接種ともに助成の対象外となります。麻しんワクチン(生ワクチン)は、胎児への影響を考慮し、接種前1ヶ月間の避妊、接種後2か月間は妊娠を避けることが必要です。そのため、妊娠を計画されている方は、早めに抗体検査と予防接種をしておくことをおすすめします。

Q4. ワクチンの副反応にはどのようなものがありますか?

A4. 接種後に、注射部位の腫れや痛み、発熱、発疹などが現れることがあります。これらは通常、数日程度で治まります。重大な副反応として、アナフィラキシー、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、脳炎・脳症、けいれん、血小板減少性紫斑病が報告されています(0.1 %未満)。

麻しん(麻疹・はしか)について

麻しん(はしか)は、麻しんウイルスによる感染症で、発熱、咳、鼻水、全身に広がる発疹が主な症状です。肺炎や脳炎などの重篤な合併症を引き起こすリスククがあります。

麻しん抗体検査を受けることで、現在ご自身がウイルスに対してどの程度の抵抗力(免疫)を持っているかを数値で把握することができます。免疫が不十分であると判明した場合には、予防接種が感染防止に有効です。

感染経路と特徴

麻しんの特徴は、非常に強い感染力です。主な感染経路は以下の通りです。

  • 空気感染・・ウイルスが空気中を漂い、同じ空間にいるだけで感染する可能性があります。
  • 飛沫感染・・咳やくしゃみなどのしぶきを吸い込むことで感染します。
  • 接触感染・・ウイルスが付着した手で口や鼻を触ることで感染します。

発症前日から解熱後3日間程度は、他者へ感染させる可能性があります。

手洗いやマスクだけでは完全に防ぐことが難しいため、ワクチンによって免疫を獲得しておくことが最も有効な予防策となります。

症状

大人の麻しんは、子供の感染に比べて症状が重くなりやすく、典型的な症状が出ないこともあります。典型的な経過は以下の通りです。

  • 感染後、10~12日間の潜伏期間を経て発症
  • カタル期・・38度前後の発熱が数日続き、咳や鼻水、結膜炎のような症状が現れます。
  • 発疹期・・一度熱が下がった後に再び高熱(39度以上)が出て、全身に特有の赤い発疹が広がります。
  • 回復期・・熱が下がり、発疹も徐々に消えていきますが、皮膚に色素沈着が残ることがあります。

この過程で、全身の免疫機能が低下するため、細菌による二次感染を起こしやすくなります。肺炎は麻しんによる死亡原因の中で最も多く、特に注意が必要です。また、稀ではありますが、感染後数年以上経ってから亜急性硬化性全脳炎(SSPE)を発症することもあります。

治療

症状に応じた対症療法となります。予防は、ワクチンが有効です。ワクチンの接種で95%程度の人が免疫を獲得することが期待できます。

 

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