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かぶれ(接触皮膚炎)

原因・症状

外からの刺激物質が皮膚に接触することによって皮膚の炎症反応を起こす病気です。
①刺激性、②アレルギー性、③光線性、④全身性に分類されます。
症状としては、湿疹(赤み、かさかさ、ぶつぶつ、水ぶくれ)が出来ます。

主な誘発品乾燥肌の改善

化粧品、毛染め、金属、ゴム製品、革製品、食物、植物、界面活性剤、紫外線吸収剤、医薬品などが原因となります。

なかなか治らない湿疹は、かぶれが原因のこともあります。

触れていない部位にも湿疹が出来ていても、「全身性接触皮膚炎・接触皮膚炎症候群(接触した部位を越えて皮疹が拡大する病態)」の可能性もあります。

検査

アレルギー性接触皮膚炎の原因の検索として、「パッチテスト」を行ないます。
原因物質を皮膚に接触させ、アレルギー反応を起こすかどうかを確認します。

当院では、「パッチテストパネル」を用いた検査が可能です。
この検査は、日本人に多い原因24種類(注1)のうち22種類を調べられ、簡便で有用な方法です。
パネルを背中に貼り付け、48時間後に剥がして判定します。その後も適宜判定をしていきます。

注1:日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会が選定した日本人で陽性率が高い原因物質(ジャパニーズスタンダードアレルゲン2015)

また、当院では、アレルギーの血液検査も可能です(MAST 36, MAST 48, VIEW49)。
「ラテックス」は、血液検査で確認が出来ます。

治療

予防として、誘因を避けることが大切です。

既に生じた症状に対しては、皮膚の炎症をおさめるお薬を使います。
かゆみには抗アレルギー薬の飲み薬を使います。

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