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巻き爪・陥入爪

巻き爪は、爪が内側に彎曲している状態です。
陥入爪は、爪の横端が食い込んで、爪横の皮膚が炎症をおこした状態です。

巻き爪・陥入爪の原因、症状、治療について

原因

靴による圧迫、深爪、肥満、歩行量低下などが誘因となり、爪にかかる力バランスが崩れることで爪が変形します。

症状

陥入爪では、爪が食い込んだ部分に炎症を起こして痛みを感じます。炎症がひどくなると、出血や化膿し、強い痛みで歩けなくなることもあります。

治療

軽症

  • 爪の切り方を改善(四角く切る、深爪をしない)
  • テーピング
  • コットンパッキング

中等症

ワイヤー矯正、プレート矯正など

重症

外科的治療(フェノール法、部分抜爪、手術療法など)

外科的治療について

  • 当院では、フェノール法部分抜爪の処置を行なえます。注:フェノール法は、原則として診察と別日になります。
  • 爪の矯正治療、手術療法は行なっておりませんので、連携病院へご紹介させていただきます。
  • 「ワイヤー矯正」や「VHO法」をご希望の方は、連携病院の九段坂病院へご紹介が可能です(当院から徒歩3分)。

フェノール法

局所麻酔をして、食い込んでいる部分の爪を切除し、薬剤を塗布して食い込んだ部分の爪だけを生えなくさせる方法です(詳細は下記に記載しております)。注:原則として診察と別日になります。

部分抜爪

局所麻酔後をして、食い込んだ爪の切除のみ行なう方法。
出血や化膿している場合は、一旦、部分抜爪をすると炎症が収まりやすいです。炎症が収まった頃に、爪が再び伸びてきます。軽度の陥入爪の方、若年の方に適しています。

手術療法連携病院へご紹介させていただきます)

足の指(足趾)が変形している方、高度な巻き爪の方(彎曲爪)は、フェノール法や部分抜爪では、効果が不十分であることが多く、手術療法が望ましいと考えられます。手術療法では、爪母の切除(爪を生えなくする処置)や爪床の修正(平坦な爪が生えるような処置)が可能となります。

◆上記の外科的処置の他、予防、再発防止、軽症の治療(爪切り指導、テーピングなど)も積極的に取り組んでおります。

 

フェノール法について

局所麻酔による日帰り手術です。注:原則として診察と別日になります。

所要時間 20分程度
費用 ¥4,200(保険適用、3割負担) 保険の初診料、再診料、お薬代などが別途かかります。

手術当日は、治療した指にガーゼを巻いてお帰りになりますので、サンダル幅の広い靴でのご来院をお願いします。

フェノール法の方法

  1. 1:麻酔
    足指の付け根に麻酔の注射を行ないます(趾神経ブロック)。
  2. 2:爪の切除
    食い込んだ爪を柵状に切り、取り除きます。
  3. 3:フェノール塗布
    爪の生えてくる所(爪母)にフェノールを塗布し、爪が伸びなくなるようにします。
  4. 4:止血と保護
    出血が止まったことを確認して、ガーゼ(創傷被覆材)と包帯で覆って終了です。
    抗生剤と痛み止め、軟膏を処方いたします。
    術後の痛みは、お薬を飲めば感じない程度ですので、ご安心くださいませ。
  5. 5:術後のお傷の確認
    術後に再診をお願いしております。お傷の状態を確認させていただきます。
  6. 6:術後のケア
    約1~2週間で傷がふさがります(上皮化)。それまでの間は、ご自宅で軟膏処置をしていただきます。

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