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ご来院までの応急処置の方法(ケガ・やけど)

<ケガの場合>

  1. 傷口を水道水で洗い流します。
    砂利などで汚れている場合は、取れる範囲で構いません。ご来院後に麻酔をして取り除きますのでご安心ください。
  2. 出血している場合は、清潔な布で圧迫します。
    ティッシュペーパーは傷にくっつくのでお避けください。
  3. 腫れている場合は、氷嚢や保冷材で冷やします。
  4. ラップや市販の創傷被覆材で傷を覆い、傷を乾かさないようにしてお早めにご受診ください。

<やけどの場合>

  1. すぐに水道水をかけて冷やします。
    やけどの進行を防ぎ、痛みや腫れを抑える効果があります。
    最低15分程度は冷やす方が望ましいのですが、冷やし過ぎによる低体温症(特にお子様)も懸念されますので、皮膚が冷たくなったら一旦中断し、皮膚温が戻ってから再び冷やすと良いです。
  2. ワセリンを塗ってラップで覆い、お早めに受診してください。

 

救急車を呼んだ方が良い場合

  • 呼吸が苦しい
     動物に咬まれた場合は、重症のアレルギー反応(アナフィラキシー)を起こすことがあります。呼吸が苦しい場合は、救急車を呼ぶ方が望ましいです。
  • 意識がもうろうとしている
     頭の中で出血している可能性があります。
  • 圧迫しても出血が止まらない
     太い血管が損傷している可能性があります
  • 痛みが強くて動けない
     重症の骨折(開放骨折)をしている可能性があります
  • 広範囲のやけど
     入院が必要になることがあります。

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